オフセット印刷機での圧胴洗浄は、作業スペースが狭い上に危険を伴う作業であり、ブランケット洗浄と同様に作業効率を向上させる手段として自動洗浄装置が導入されております。枚葉両面印刷機の導入が進む一方で、その特長であるセラミックス圧胴の加工表面で擦られる洗浄布の毛羽立ちが問題化されてきました。
日研化学は、セラミックス圧胴専用の洗浄布として『ブラピカCER』を製品化いたしました。吸収性と耐久性に優れており、不織布の紡糸工程での糸のもつれを発生させない特殊製法により、糸切れによる膠着糸の発生がないために毛羽立ちがありません。